■2012-11-07

2012-11-14 - ひとこと

インフル


 確かな反戦小説であり、愛の物語でもある「永遠の0(ゼロ)」(百田尚樹著)を読みました。
 日本の名機「零戦」を素材に、太平洋戦争、特に「特攻」という極限状況を舞台にした
一人のゼロファイターの「生きざま」を描いたものです。
 「九死に一生」から「十死のゼロ生」へと向かう戦局の中、
常に「必ず妻の元へ帰る」という強い愛を支えに生を求め続けながらも
「サムライ」であることを失わない主人公。めめしさや派手さのない感動的ヒーローです。

 読み進むにつれ、太平洋戦史を学び、ヒーローをとりまくドラマチックな流れに浸り、
一人一人の命の尊さが心に刻まれていきます。
 反面、戦争指導者が如何に愚かであったかがバクロされ、
現在でも、ある種の人達が声高に言う「愛国者」の真の意味が認識できます。

 さて、主人公は妻のもとに帰ることができたのでしょうか。
感動の結末はイエスでも……ノーでも……そして「永遠」の意味が……。

 久し振りに眼の掃除をすることができました。
 領土問題で「国益」が浮上する今だから読むに値するかなと思いました。


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