2015-10-07 - ひとこと

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 お年寄りが自宅で強盗に襲われ、ケガをさせられた上、
預金通帳と印鑑を奪われた。
 預金をおろそうとした犯人を捕まえてみれば、
何と20年来便りの無かった息子だったという事件がつい最近ありましたね。
 息子は強盗傷人ですから無期または6年の懲役に該当します。それでも、ひどい目にあったお父さんの、息子を助けたいという一心が裁判官に通じれば、罪一等減じて懲役3年執行猶予付、という判決も理屈上は考えられますが、裁判はそう甘くはないでしょう。
 たぶん、息子はハナからケガなど考えてなく、窃みのつもりだったと想像します。
 それだと窃盗にすぎないので、「親族間の犯罪に関する特例-親族相盗例と呼びます」の規定により、「親子の場合は同居してなくとも刑の免除」と定められており裁判にもなりません。
 息子が、息子と思い出すヒマもなかった父とハチ合わせになったことがウンのツキだったのでしょう。
 親族相盗例は、「法は家庭に入らず」という思想の下に規定されたものですが、何となく古めかしさを感じます。

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