2016-12-24 - ひとこと

1224hitokotoira_20161224105221133.jpg
「賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する」
(刑法185条)。
「常習として賭博をした者は、3年以下の懲役に処する」
(同186条1項)。
「賭博場を開帳し……た者は、3月以上5年以下の懲役に処する」
(同2項)。
とあるとおり、カジノはレッキとした犯罪である。本来、我々は自分の財産をドブに捨てようと自由な筈であり、そのラインでいけば、バクチで掏ろうと儲かろうとも自由ということになる。
 だが近代市民社会の経済秩序は、まっとうな労働によってのみ財物は得られるべきであるという倫理を打ち立て、法律の保護に置いたのです。
 しかしなあ、「まっとうな労働」を守ろうとしない政府にすれば、バクチでテラ銭を取るのも許されると思うよなあ。

2016-12-17 - ひとこと

1216hitokotoira_201612171428124e8.jpg
 月105時間を超えた残業を強いられた電通女性社員が、クリスマスの朝、女子寮から身を投げた。
 新たな成長戦略として労働生産性の向上が不可欠、そのため労働時間ではなく「成果」に対し賃金を払うとする「脱時間給」制度の犠牲者である。
 脱時間-労働時間の規制撤廃-は、労働生産性を向上させているのでしょうか。
 日本生産性本部の調査によると、日本よりも労働時間の法的規制が緩いアメリカは日本より生産性が高いが、厳しい仏や独でも同様に高い。
 つまり、労働時間の規制の強弱と労働生産性は結びついていないのである。
 常識的に考えて、楽しい家族との生活、地域での活動、趣味など、普通の人間としての生活に要する時間の確保こそ労働生産性(働く意欲)を高めることになると思います。

2016-12-10 - ひとこと

1210hitokotoira.jpg
 僕はOさん姉妹の成年後見人になっています。姉妹は老人ホームで元気に暮らし、散歩が大好き。
 でも、老人ホーム側は、何か事故があったときの責任について懸念を示してきました。  僕は、下記のとおりお答えしました。
『Oさん姉妹について、多大なお世話をして頂きありがとうございます。お二人ともホーム生活は楽しいと喜びを語っておられます。
 このたび、別紙のとおりの心配ごとを寄せて頂きました。御指摘の点は、そのとおりだと思います。
 もちろん、貴ホームもお二人の外出を禁止するなどで解決したいと考えておられないことは当職も理解していますので、問題は何か生じたときのホームの責任についての懸念だと思います。
 この点について、後見人である当職は、結果責任(何かあれば常に身上の世話をしていたホームの責任)という考えは持っていないことを明言させて頂きます。
万一、不幸な結果が生じた場合には、ホーム側の具体的事情に基づいて想定内か想定外かで判断されると思います。
後見人制度の理念がノーマライゼーション(障害者や高齢者が社会の一員として普通に生活し活動できる社会)にある限り、法的にも結果責任の考えは否定されます。
今後とも、Oさん姉妹が楽しいホーム生活を送れるよう御協力をお願い致します。』

最近のエントリー

トラックバック:

コメント: