2015-02-25 - ひとこと

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 Aさんは60歳代半ば。酒は好き。朝から一杯やり、一眠りして車で買い物。運悪くアルコールが残っていて酒気帯びで捕まってしまった。
僕に国選事件がまわって、刑事事件は罰金で終わる。
 それでメデタしとならず、免許取消の聴聞手続きが続いた。
 Aさんは4級の障害者。車は日常生活に不可欠。交通違反を含め犯罪歴は全くない。会社員を定年まで続け、年金と預貯金での一人暮らし。福岡市県警本部での聴聞手続きに出席するのは身体的に極めて困難。
 ということで僕が代理人出席することになった。
 車による移動は、居住移転の自由もしくは幸福追求の基本的人権であること、Aさんにとって免許の取消は死刑に匹敵すること等から、Aさんに対する免許取消は苛酷すぎる(比例原則違反)として、せめて免停にと主張したが通らなかった。
 行政からすると「飲酒」は、健常者であろうと障害者であろうと区別する根拠がないというのであろうが、僕の言い分―「処分」の与える影響―は司法の世界でしか現実には通用しないと改めて思い知らされた。

2015-02-18 - ひとこと

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 「納税通信」というオーナー社長向け財務・税務専門新聞がある。
 その新聞が、一面で、政党助成金問題を取り上げ、助成金は政党にとって「やめるにやめられない麻薬」と化していると断じた。
 助成金目当ての、政策抜きかけ込み結党が今年もあった。クラブやバーなどの支払いにも使われた。
 同紙によると「税金は、…回りまわって『国民が幸せになる』という建前のもとに徴収されている。だが、この政党助成金はどこをどう繕ってもそうした建前はみえてこない」と切って捨てる。
 なるほど、日本共産党以外の政党や政治家が麻薬(金)に溺れているのは確か。

2015-02-10 - ひとこと

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 憲法学者 奥平康弘さんが亡くなった。
 僕の尊敬してやまない先生です。軽妙かつ事実に則した明快な論理の文章を書かれた。
 アメリカ法を深く研究されてもいた。アメリカ法は判例中心なので、事実の分析は必要不可欠かつ中核です。
 弁護士になった頃、公職選挙法の戸別訪問禁止が憲法違反だと主張する裁判で証言に立たれ、間近で事実の中に真理を見出す姿勢を勉強させてもらった。
 研究室に閉じこもることなく、憲法を生かすため社会にも積極的に打って出ていた。
 憲法9条の会の呼びかけ人はその一つでした。
 遺志を継いで憲法9条を守り抜くゾ。

2015-02-04 - ひとこと

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 I am Kenji
 世界中から抗議と救済の声が挙がっている。
 安倍首相は、NHK番組で「このようなテロ行為は言語道断であり、許すことのできない暴挙だ」と強調していた。
 内容は同感だが、安倍首相の口から出ていることに違和感をどうしても拭えない。
 何故か。
 日本の旧軍隊が、アジア大陸で行った蛮行とどこが違うというのだろうか。
 戦前の日本のあり方を肯定的に捉える首相には、人のフリ見て我がフリ直せと言いたい。
 もし、「侵略・おわび」を使わない「戦後70年談話」の発表となれば、日本もイスラム国と同じとは言わないまでも似たものと思われそう。
 コワいなぁ。

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