■2012-04-18

2012-04-25 - ひとこと

高齢化社会の影の部分。「もの盗られ妄想」という言葉を知りました。

4月13日の高齢者・障害者事例検討会のケースです。
81歳女性の後見人であったいとこが死亡。その妻がお世話したところ、
近隣の人に「いとこの嫁が葬式代を盗った」などと言って回るという。

「もの盗られ妄想」に加え、コミュニケーションの手段にしている模様。 本来なら絶交です。
が、見捨てるわけにいきません。

認知症の症状の一部として受け入れ、問い詰めたり、全否定したりせず、
一緒に捜すという態度で接することが大事とのこと。
人との繋がりは難しい。

■2012-04-11

2012-04-18 - ひとこと

3月28日付「事務所からひとこと」で触れたT弁護士の事件が
西日本新聞に九段ブチ抜きのスクープで掲載されました(4月6日付)。

見出しにいわく
「刑務官が“軟禁”画像消去」(西日本新聞のサイトにリンクします。)
そのものズバリです。


ただ、T弁護士は接見室に軟禁されたのではなく、
別室に連れて行かれて、内側から南京錠を掛けられたようです。

拘置所の言い分は「接見時の撮影は法務省の通達で認められていない」とし、
理由は、被告のプライバシー保護や画像悪用の恐れなどというものです。

T弁護士側は、国家賠償法による損害賠償を検討しているようですが、
片や憲法で保障された秘密の接見交通権、
もう一方は単なる施設の管理権、権利の重さの違いで
勝敗は明らかと考えますが、どうなるでしょうか。

■2012-04-05

2012-04-11 - ひとこと

 ちょっと古いんですが、朝日新聞「天声人語」(2011.5.5)に、
東北地方(福島)の方言「までい」についての記事が載っていました。
 「真手」という古語が語源で、左右揃った手・両手の意味から、
そっと両手で包み込むイメージが転じて「手間ひま惜しまず、丁寧に、心を込めて」を意味するようになり、
「までいに飯をくわねえどバチがあだっと」「子どものしつけはまでいにやれよ」
「仕事はまでいにしろ」などと使うそうです。
 現代の生活様式の思想として、いわゆる「スローライフ」ー地産地消や土地に密着した落ちついた生活ーに
通じているのではないでしょうか。
 東日本大震災で失われた生活被害は大きすぎます。
まず政府は、東北の人たちが早く「までいな生活」を取り戻せるよう全力を尽くすべきです。


■2012-03-28

2012-04-05 - ひとこと

小倉拘置支所で、弁護士にとって大変な事件が起きました。

僕の知る事件内容は次のとおりです。

T弁護士が担当する国選弁護の被告人に面会(接見)に行きました。
接見室に現れた被告人の顔にキズが。
わけを聞くと看守に暴行を受けたというのです。

驚いたT弁護士は証拠保全と考え、携帯で写真撮影しました。
そこに突如、職員が入ってきて、
「今、写真を撮っただろう」と詰問し、「削除せよ」と要求して接見室を施錠しました。

30分ほどの押し問答の末、T弁護士はやむなく削除に応じ解放されました。
3週間位前のことです。

思いつく問題点は二つです。
一つは、秘密であるべき被告人との面会の内容(写真撮影)を、どうして職員が知ったのか(交通権の侵害)。
二つは、職員の処置は犯罪−監禁・強要・証拠隠滅に当たるのではないか。
ということです。

 権力側は、自己に不利なことがあれば、問題や争点のすり替えをします。
本件も早速、福岡県弁護士会に「弁護士が規則に違反して携帯電話を接見室に持ち込んだ」という
抗議(?)がなされたようです。

最近のエントリー

トラックバック:

コメント: