2017-10-14 - ひとこと

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  朝日新聞の声欄に考えさせられる投書を見ました。少しアレンジすると、
 電車の座席に座っていると、杖を頼りにゆっくり歩くおばあちゃんと、赤ちゃんを抱っこしている女性が、同じタイミングで乗ってきて近くに立ちました。
 席を譲りたいのですが指定してよいでしょうか。指定できます。公共(誰のものでもない)のシートですが、座っていることで占有権が発生しますので、権利の譲渡ができるのです。
 でも、黙って立って、二人の選択に委ねた方がいいかもしれません。
 ところが、隣に座っていた大学生風の男女二人が横に広がり、三人分の座席を二人で占有してしまったそうです。
 席を立つことによって直ちに占有権はなくなるのでしょうか。客観的外形からいえばそうでしょうが、座っていた人の意図からいうと席を譲る目的で立ったのですから「占有意思」まで放棄したとはいえません。
 権利の存在は、主観的意思も評価の対象になります。「この人『達』を座らせてあげて」と二人とも座らせるよう声をあげて、大学生が顔を赤らめるのを楽しみましょう。

2017-10-08 - ひとこと

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  韓国の朴槿恵(パク・ウネ)前大統領が犯罪捜査の対象となった。歴代大統領で4人目です。全斗煥(チョン・ドゥファン)と盧泰愚(ノ・テウ)が、1996年8月26日の初公判で、仲良く手を握り合っていた写真が強く印象に残っています。
 何故、韓国では権力者の不正がこんなに厳しく追求されるのでしょうか。
 それは、韓国の政治を支える理念が「真正性」にあるからだそうです。
 大韓民国の憲法第1条「大韓民国のすべての権力は国民に由来する」ところから、政治を委ねられる政治家には「単なる修辞にすぎない言葉を発するのではなく、責任倫理に耐えうる真摯な行動をすべき」義務(真正性)が課されるというわけ。
 慰安婦問題についての日韓合意に対する韓国民の反対、日韓の歴史問題の遠慮のない追及など、「真正性」が国民の根っこにあると考えれば納得です。
 対照的に、日本人のナアナア精神の甘さが見えているようにも思います。
 今回の選挙、国民主権の日本でも「真正性」にならい、政治家の言葉でなく行動を判断対象にしましょう。

2017-10-01 - ひとこと

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  Kタクシー会社の助手席背に大型のカードがブラ下がっている。親子らしき三匹の亀のイラストに「ゆっくり運転希望の方は、このカードを運転手に提示して下さい」と書いてある。
 運転手さんに聞きました。「どんな人の提示を考えているんですか?」「妊婦さんや小さい子ども連れの方です」
 ナルホド、確かに、優しい心づかいです。
 まれに、思わず「神様、仏さま、イエスさま」と手を合わせて無事を祈る運転に出会うことがありました。
 「急いでないのでゆっくり運転で」と言いたいところをグッとこらえてきました。だって、ヤブ蛇になるかも知れないから。
 これからはこのカードをと思いましたが、僕が提示するとイヤ味にならないかしら。色メガネで見てしまったかな。運転手さん、ゴメンなさい。




2017-09-24 - ひとこと

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  災害対策基本法に基づいて設置された中央防災会議は、平成20年、関東大震災後の混乱に乗じて殺された在日朝鮮人は、10万人以上が命を落としたうちの「1~数%」(少なくとも1,000人はいるということ)と認定していた。
 ところが、小池都知事は、この事件について「歴史家のひもとくところ」だと記者会見で語り、関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式に追悼文を送るのを断った(8月30日)。
 理由について「3月に関東大震災と都内の戦災遭難者慰霊大法要に出席」して「関東大震災で犠牲となられた全ての方々への追悼の意を表した」からという。
 隠された事実が「朝鮮人の虐殺」であるのは明らか。負の歴史を教訓とせず、人種差別という根源的な悪から目をそらしている。







2017-09-16 - ひとこと

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 ヨーロッパの人が北朝鮮問題について、「あっしには関わりのないことでござんす」(誰の決めゼリフか分かりますか?)との態度をとったら、僕たちは納得できるでしょうか。
 竹下自民総務会長の「広島はまだ人口がいるが、島根に落ちても何の意味もない」発言。今村雅弘前復興相の「まだ東北で良かった」失言。
 自分さえ良ければいい(自分ファースト)思想がこんなに蔓延している社会に愕然とします。
 政治家の発言はもとより、いろいろな言論について、みんなの幸せを考えているか常に吟味する必要ありです。


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