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2019-06-16 - ひとこと

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クラウゼヴィッツ(プロイセンの軍人)の言うように「戦争とは政治の継続」(戦争論)だとしても、重大かつ慎重を要する政治行為でしょう。
 ところが、権力はデッチ上げによって、いとも簡単に戦争を始めてきました。
 中国軍が発砲してきたという盧溝橋事件で日中戦争へ、ナチス親衛隊がポーランド兵を擬装して放送局占拠からポーランド侵攻、ベトナム軍による米艦隊攻撃-トンキン港事件-を口実にベトナム戦争へ、誰もが知っている架空の「大量破壊兵器所持」のイラク戦争という具合。
 トランプさんの言動からみると、戦争も政治の一手段と考えているのは明らか。対イラクが恐いのです。
 戦争への道すらデッチ上げする権力は、他の問題でも都合のよいフェイクな事実を作り上げる。
 陸上イージスの適地調査でも都合よくデータ改竄。辺野古も同様ですよ。




2019-06-12 - ひとこと

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 ザワザワ、アレコレ、イライラ、トンデモナイことが起こっている中で、ドイツの古い笑い話を一つ。

 原告は判事に車を贈り、被告は判事に二頭の馬を贈った。結果は原告敗訴。原告は、「わが車よ、なんじは方向を誤ったのか」と嘆いた。判事は答えて言った。「車は馬の引く方向に走るのさ」と(ラードブルッフ「法学入門」)。

 ドイツ司法といっても堅苦しいわけではありません。

2019-06-03 - ひとこと

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  「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法」という長ったらしい法律(略称「給特法」)がある。
 複雑な内容ですが、一言でいえば、教職員を労働基準法の労働時間制度からハズすという悪法です。
 極論をいえば、残業させ放題で、しかも無償というブラックな制度の温床です。
 「学校における働き方改革」を審議していた中央教育審議会(略称:中教審)が1月25日公表した最終答申では、「給特法維持」となった。
 かつて行政法学会では、「特別権力関係論」というのがあった。囚人に、何故基本的人権が保障されないかという説明に便利なツール(それは、国との関係で特別権力関係にあるから)です。  教職員も給特法のもと、特別権力関係にあるというのでしょうか。
 教職員の「多忙化」が問題になっていますが、根源にある給特法を廃するか見直して、普通の労働者の人権保障を認めることがスタートでしょう。

2019-05-26 - ひとこと

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  連れ合いが女子会で北海道旅行に。久し振りに気楽な独り暮らしとなった。
 汚れた野球のユニフォームを洗濯しようと、教えられたとおりに洗濯機のフタを開け、衣服を突っ込み、洗剤(実は漂白剤だった)を入れ、フタをし、教えられたスタートボタンを押した。
 ググッという音がしたものの動きはない。表示板には、——となっている。どうして動かないんだと思っていたら、表示板に「あと49分」と出ただけ。何で動かないんだとフタを開け、再度同じ手順を。ヤッパリ動こうとしない。連れ合いに電話。手順に間違いなしを確認。
 でも動かない。5分(実は1分かも)思案していると、水の出る音がし始めた。
 AIの動きは、ツーといえばカーという風にスバヤイものと思い込んでいる僕が悪かった。
 文明の利器に親しんでおかないと生きていけないことを痛感。

2019-05-19 - ひとこと

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  もう10年近く前になるかな。評判の良い少年審判官(裁判官)がおられた。そう「家裁の人」小倉版です。
 彼は、人定質問(氏名・本籍・住所の確認)のあと、少年にいつもこう尋ねていた。「戸籍ってナーンダ」と。彼は、戸籍は個人のアイデンティティを示す大事なもので、個人の尊厳そのものだと諭しているようでした。
 僕の連れ合いは、たぶん戸籍とは「夫(僕)を全部私のモノと登記(公示)した証(あかし)」と考えているようだ。
 皇族の戸籍は「皇統譜」といいます。昔から、庶民と違って神の一族であることを示してきたものでしょうか。
 日本国の建国後は、天皇は「国民の総意に基づく」(憲法1条)となったので、神性は失われ、天皇は国民の「モノ」になったというほかありません。
 だから天皇として生き抜くためには、国民のために尽くすしかないのです。僕は新天皇就任の決意表明に、同じ「モノ」の哀れの共感を覚えました。

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